2014年05月30日

『Mystic Visions of the Guardians』翻訳

『Mystic Visions of the Guardians』翻訳です




 Mystic Visions of the Guardians

 著者不明

 砂漠に行った時、空はとてつもなく大きくて、天空は触ることができるようにみえるくらいとても近くにあった。あの光の数々が、夜闇に広がり調和のとれた動きでワルツを踊る、そのつながりを感じたときのことはとても書き表すことができない。

 砂漠は生存の厳しさを教えてくれる。食料や水は手に入れにくく、何度も行商人や他の旅人に巡りあうという幸運に頼り、野営地を共にして、ためになる話や物語を提供することと引き換えに、不足していた食物をいくばくか交換してもらった。

 しかし、身体から贅肉が抜けて頑健になると、自分の展望の見通しが開けていったことに気がついた。私のあらゆる部分はそこまで必要なものではなく、それは私を形骸に繋ぎ、ひそかに死なせていく。私はそれを捨て去った。脱皮する蛇のように。

 この国では、多くの不思議に出会い、多くの誘惑を経験した。Warriorが天頂にある時は狩猟用の駿馬にまたがって戦いの中に駆け出した。Mageが多くの姿に変じるのも見た。彼女が美しいElfの女性から、髭を蓄えた老人へと変わり、また戻っていくさまを。夜遅く、彼女は私に純粋な魔法であるPrinciple of Change(変化の原理)の秘密を囁いた。そして多くの眠れぬ夜、私はThiefを追いかけた。俊足で、ずっと掴めぬまま、私が勝ったと思った丁度その時、黎明の淡い光の中にいつも逃げ込んでしまう。私は順番にGuardiansの面々を見て、彼らは美しく、かつ見つめるには恐ろしい存在であることを覚えた。

 だが、全てをもってしても惑乱させる、力ある存在がいた。遠い場所にいる敵は、空から星々を拭い去り、世界を流血と混沌に変えんと欲していた。私が彼の存在を感じたのは、飢えと乾きの狂気の崖に追い詰められ、孤独な旅行者の命を奪って食べてしまえないかと考えていた時であった。ほとんど毎晩、彼は栄光の夢を見せて私を誘った――星々を空から摘み取り、神としてTamrielの文明の地に帰還する夢を。

 全ての夜の訪問者を見るに、私に最もふさわしいものはこれであるように見える。そして、だからこそ、他の誰よりも彼を恐れているのだ。
posted by at 23:06| Comment(0) | TES Lore
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